【通信制高校の体育インタビュー】不登校生徒の多様な学び方を応援!

様々な生き方紹介コーナー!今回は、埼玉県にある通信制高校です!
(第2回・第3回多様な学び方を応援!高校進学ガイダンスは、コチラ)

ですが…ちょっと視点を絞って、「体育」の授業について触れたいと思います。別にもう1つ保健体育教員としての顔を持つスタッフ津久井(NPO法人春日部育英キャリアサポート)が、通信制高校に保健体育教員として勤務する岡田先生と保健体育教員対談インタビューをしたいと思います!

津久井:さっそくですが…岡田先生が勤務している通信制高校の生徒さんたちはどんな雰囲気ですか?

岡田t:基本的におとなしい生徒が多く、自分から積極的に何かをするという感じではないが、きっかけがあれば積極的に行動できる生徒が結構います。

津久井:スクーリングについてお聞きします。「体育」の授業について聞いてみたいと思います。全日制高校や定時制高校と比較して表現していただいてもよろしいです。

岡田t:全日制は一種目を数ヶ月かけて行うが、一回で完結する授業を展開しています。ある程度の技術を修得する前に試合をするので、1つの種目をマスターしたい生徒にとって、不満はあると思います。

津久井:体育の先生って独特の雰囲気があるじゃないですか、あれが苦手な生徒もやっぱりいると思いますし、結構、不登校の直接的な原因が体育の先生の厳しさというだったという声もちらほら耳にします。岡田先生から見ると、勤務している学校の体育の雰囲気はどんな感じですか?

岡田t:運動をやっていない生徒がいても叱ってやらせることはなく、するように促すだけなので強制はしていません。逆にそれが、和やかな雰囲気で、ちょっとやってみようかなって思いながら取り組む生徒もいます。

津久井:体育の授業は、どんな種目をやってますか?

岡田t:2コマ連続の授業(50分×2コマ)で、前半にゆっくりストレッチして、なわとびを飛んで、その後その日の種目(日替わり)の練習を少しだけ行って、ゲームをやるような形式です。外では、あまりやらないので、バスケ、フットサル、バドミントン、卓球、テニスが中心です。他にも、ショートテニス、ユニホックなど体育の授業ではあまり行われないものも行ったりします。その日によって人数が違うので、出席した生徒さんがなるべく多く身体を動かせるように工夫して、なるべく様々な種目を行えるような授業を行ってます。

▽オリンピズム(※)を大切にスポーツ誌で情報収集する岡田t

 

津久井:「そもそも体育って?」を、この場をかりてお話させて下さい!
学習指導要領の保健体育の目標に、「生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを継続するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す」と、記されています。極端な表現ですが…そのためには、なるべく多くの種目を体験して、生涯の健康の保持増進のためにスポーツライフを継続できるための種目(?)を見つける必要があると思います。(もちろん各学校複数の種目を行っています。)

評価も「技能」に注目されがちですが、将来のための豊かなスポーツライフを継続できそうな「種目(?)」を見つけたかどうかもどんどん評価に取り込めばいいんじゃないかと思います。スポーツを楽しむために、ある程度スキルも必要だという考えもわかりますが…スキルの修得にある程度の時間を要する種目はセンスに左右されるので苦手な生徒はつまらないですよね。しかもそれが続くと「体育の授業の度に、今日も○○かぁ…」なんてテンション下がるし。そもそもの目標から遠ざかる一方ですよね。誰もが豊かなスポーツライフを送る権利があるし、誰もが健康の保持増進のためにスポーツをしたって良いはずなのに!

なので、私は岡田先生が行っている通信制高校での体育の感じはおすすめですね!体験程度くらいの感じの方がプレッシャーも少ないし、軽い気持ちで挑戦できると思います!ちなみに、私は健康の保持増進がスポーツライフと関連しているのであれば、「保健」と連動した授業をもっとしたいですけどね…。(予防医療の話とかもっともっと必要だと考えてます。)

▽岡田tとオリンピズムを大切に授業を行う重要性を話す津久井

 

津久井:すみません…細かい話になってしまい…(苦笑)。こんな考え方も参考にしてもらえたら幸いです!では、岡田先生から、中3生や高校受験生にアドバイスを!特に、体育(の先生)に苦手意識がある生徒さんに向けてもお願いいたします。

岡田t:普通高校のようにクラスで何かをしたり毎日同じクラスで何かをするというわけではなく、毎回来る人が違ったりコミュニケーションを強制するということがほとんどないので、人間関係が不安だという人は自分のペース、好みで学校生活を送ることができるのでその部分で無理をする必要がないのは通信制高校の良さだと思います。

オリンピズム
国際理解、平和共存など社会や倫理教育の場でスポーツの役割を強調する考え


≪参考≫

学習指導要領より保健体育の目標の抜粋
体育や保健の見方・考え方を働かせ,課題を発見し,合理的,計画的な解決に向けた学習過程を通して,心と体を一体として捉え,生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを継続するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。


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